ぎっくり腰とは
よくマンガなどで、グキッという表現がありますが、突然なにかのはずみで腰に衝撃が走り、
何をしても痛くなるという症状をぎっくり腰と呼びます。
正式名は、「急性腰椎症」です。簡単に言うと腰の関節部の捻挫です。
海外のある国では、魔女の一撃とも呼ばれる症状です。
ぎっくり腰になっているときというのは、ほんの少し腰に力がかかっただけでも
痛く、眠ることもままならないような生活を送ることになります。
ぎっくり腰の原因
長時間の立ち仕事。
中腰などの不自然な体勢が多い。
パソコンによる長時間のデスクワーク。
運動不足。
体重が増えた。
急激に体勢を変えることが多い。
姿勢が悪い。
冷え性である。
そして、
対人関係のストレスなど精神的なことが
原因となっていることも少なくないようです。
多忙な生活を送っているので上記の原因が重なり合っているケースも非常に多く、
筋肉の疲労蓄積、または筋肉のバランスのくずれ、更に脊椎、骨盤のゆがみが生じ、
それらが積もり積もって腰の筋肉や関節が耐えきれなくなってしまうのです。
日常生活での朝の洗顔時や階段を上がったりしたことがきっかけで、急激に痛みが走ります。
ぎっくり腰になったら
もし万が一ぎっくり腰になってしまったら、最初の数日はおそらくいたくてまともに動けないと思います。
安静が一番です。熱を持っていたら、氷で湿布で冷やします。
痛みのピークは、症状によって違いますが3日間位です。
この間は、腰を温める・ストレッチ・マッサージは逆効果になります。
当院の施術では、軽い刺激で脊柱を整えるので痛みが早く引きます。
しかし、痛みが完全に引くまで安静に…というよりもいっそ運動をする方が早く痛みが取れると言われるようになってきました。
運動といってもいきなり激しい運動は難しいと思います。
仰向けになった状態で、膝を曲げ、そのままゆっくりと膝を左右に振ってください。
たったこれだけの運動でよくなるのか?と思われるかもしれませんが、安静にするよりも確実に早く症状がよくなります。